顔面神経(共同研究)

顔面神経(共同研究)

CoMBI装置を利用した共同研究の成果が、World Neurosurgery誌に掲載されました。

Microanatomy around the facial nerve pathway for microvascular decompression surgery investigated with correlative light microscopy and block-face imaging. Iijima K, Tajika Y, Tanaka Y, Yorifuji H, Yoshimoto Y. World Neurosurgery, in press, doi: 10.1016/j.wneu.2018.06.228 (Accepted 27 June 2018)

片側顔面けいれんは、顔面の筋群が不随意に収縮する疾患です。顔面神経根が血管に圧迫されることが原因のひとつで、その圧迫を軽減する手術(減圧術)が行われます。発症機序として、顔面神経根の一部領域にに中枢性髄鞘が存在し、血管による圧迫の影響を受けやすいことが考えられていましたが、中枢性髄鞘の立体的な広がりは不明でした。研究チームは、CoMBI装置をもちいて、顔面神経根の3Dイメージングを行い、顔面神経根における中枢性髄鞘の立体配置を明らかにしました。より安全な手術のための基礎的、微小解剖学的データになると期待しています。